インタフェースの実装 インタフェースの実装はimplementsを使用して行います。インタフェースは1つのクラスに対し、複数実装することもできます。また、クラスがextendsを使用する場合は、implementsはextendsの後に指定します。 メソッド本体の定義 インタフェースを実装したクラスではインタフェース内で定義されたメソッドの本体を定義する必要があります。この本体の定義がメソッドの具体的な振る舞いとなります。クラス内でメソッド本体の定義を行う場合いくつかの注意点があります。 インタフェース内で定義されたメソッドは暗黙的にpublic、abstract修飾子が付与されています。そのため、クラス内でメソッドの定義を行う場合は明示的にpublic修飾子を付与する必要があります。 インタフェースを実装したクラスではそのインタフェースで宣言されたすべてのメソッドの本体を定義する必要があ
概要 abstractはクラス・メソッド宣言時に付与し、クラス・メソッドを抽象クラス(abstractクラス)・抽象メソッド(abstractメソッド)として宣言します。抽象クラスはそのクラス自身のインスタンスを生成することはできません。通常抽象クラスは実装のないいくつかの抽象メソッドを持っています。抽象クラスをサブクラスで継承し、そのサブクラス内で抽象クラスで実装されていない抽象メソッドを実装(オーバーライド)しインスタンスを生成します。 抽象クラス、抽象メソッドは、ある事象の共通となるフレーム部分を定義し、具体的な処理は継承したサブクラスで実装したい場合に使用します。例えば、「自動車」クラスを構成する要素として「エンジン」、「ブレーキ」、「ハンドル」があります。「エンジン」、「ブレーキ」、「ハンドル」は車種によって異なるので「自動車」クラスの中では定義しません。 その場合は「自動車」ク
スコープの種類 スコープとは、データの有効範囲のことです。Servletでは、requestスコープ、sessionスコープ、applicationスコープの3つのスコープがあります。HTTPセッション間でデータを共有したい場合はsessionスコープ、webアプリケーション間でデータを共有したい場合はapplicationスコープというようにデータの有効範囲によりスコープを使い分けます。データの操作には通常JavaBeansを使用しますが、ここではServletで行う方法について解説します。 requestスコープ requestスコープはリクエスト間でデータを共有したい場合に使用します。requestスコープでデータを操作する場合は、HttpServletRequestインタフェースのオブジェクトを使用します。forwardメソッドなどでHttpServletRequestインタフェー
概要 Javaでは、文字データをUnicodeで管理します。ファイル入出力を行う際、Unicode以外の文字コードを読み込む場合は、読み込みの際にUnicodeへエンコードして読み込みます。書き込みの場合は、Unicodeで管理されている文字を他の文字コードへ、エンコードして書き込みます。特に指定を行わない場合は、Javaを実行しているシステムのデフォルトのエンコード方式が使用されます。デフォルトのエンコード方式はSystem.getProperty("file.encoding")で調べることができます。 FileReaderクラス、FileWriterクラスを使用して文字データの入出力を行う場合、実行しているシステムのデフォルトのエンコード方式が使用されます。エンコード方式を指定してファイル入出力処理を行いたい場合はInputStreamReaderクラスとFileInputStrea
2次元配列も1次元配列と同様に配列の宣言、宣言した配列オブジェクトに対する生成という手順をとります。2次元配列は上位配列(1次元配列)と下位配列(1次元配列の中の配列)を同時に生成することもできますし、別々に生成することもできます。上位配列と下位配列を別々に生成する場合は各回配列のサイズが同じでない場合などに使用します。 【例1】上位配列と下位配列を同時に生成する場合。 int[][] int2Array = new int[10][5]; //int型の2次元配列int2Arrayを宣言・生成。 //上位配列のサイズは10、下位配列のサイズは5です。 String[][] string2Array = { {"Sunday", "Monday"}, {"Monday", "Tuesday"} }; //初期化子を指定して2次元配列を宣言・生成することもできます。 【例2】上位配列と下位配
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