各コンポーネントの役割と機能 配置した各コンポーネントについて解説をしていきましょう。 ContentPane ContentPaneとは、JFrameの表示領域です。 JFrameに表示したいコンポーネントは、ContentPaneに追加する必要があります。 ・ContentPaneの取得 上記コードのgetContentPaneメソッドで、ContentPaneを取得しています。ContentPaneは、Containerクラスの型で取得できますが、JFrameの中でJPanelとして生成されています。 ・JPanelクラス JPanelは、複数のコンポーネントを配置できるコンテナです(コンポーネントを張り付ける台紙をイメージしてください)。Swingでは、JPanelのような中間コンテナにコンポーネントを張り付ける感覚で画面を作成していきます。 ・コンポーネントの配置 上記コードで、
ルックアンドフィールで遊ぼう!(3ページ目)Swingではルックアンドフィールを変更できます。自分だけのオリジナルなルックアンドフィールだって作れるんですよ! Metalテーマの操作 ルックアンドフィールの中でも、特別な働きを持っているのが「Metal」です。これは、Javaのルックアンドフィールとして新たに作成された、Java独自のものです。いわば「Javaの基本ルックアンドフィール」ですから、他のルックアンドフィールにはない機能も盛り込まれています。――では、先ほどのクラスを修正して、Metalのルックアンドフィールを変更するサンプルを作ってみましょう。 package jp.allabout; import java.awt.*; import java.awt.event.*; import java.util.*; import javax.swing.*; import jav
オブジェクト指向プログラミングにおいてオーバーライド (override) とは、スーパークラスで定義されたメソッドをサブクラスで定義し直し、動作を上書き(変更)することである。 例えば、あるクラスBaseにメソッドprintがあり、あるクラスDerivedがクラスBaseを継承したとする。そのとき、クラスDerivedはクラスBaseにあるメソッドprintをオーバーライドすることにより、再定義することができる。これはオブジェクト指向プログラミングにおけるポリモーフィズム(多態性)を実現する際によく使われる。 通例、オーバーライドを可能とする条件として、メソッドの名前、引数の数と型の順序、そして戻り値の型が統一されている必要がある[注釈 1]。 メソッドのオーバーロード(多重定義、overload)と名前は似ているが、まったく異なる概念である。 Rubyのようにオーバーロードの概念がなく
「オーバーローディング」はプログラミング言語の仕組みについて説明しているこの項目へ転送されています。その他の用法については「オーバーロード」をご覧ください。 多重定義 (たじゅうていぎ) あるいは オーバーロード (英: overload) とは、プログラミング言語において同一の名前(シンボル)を持つ関数あるいはメソッドおよび同一の演算子記号について複数定義し、利用時にプログラムの文脈に応じて選択することで複数の動作を行わせる仕組みである。 例えば整数型や浮動小数点型、複素数型の値について同じ「abs」という関数を定義して絶対値を求める、型ごとに個々の意味で名前やIDを返す関数を定義するなどが挙げられる。多重定義する対象に応じてそれぞれ関数の多重定義[注釈 1]、演算子の多重定義[注釈 2]、メソッドの多重定義[注釈 3]と呼ばれる。メソッドの多重定義の特殊なケースとして、コンストラクタの
本連載は、Javaによるプログラミングを始めて間もない初心者、かつGUIアプリケーションを作りたいと考えている方を対象にしています。GUIアプリケーションとはウィンドウ、ボタン、メニューやアイコンといった部品を使ったユーザーインターフェイス(操作画面)を提供するアプリケーションのことです。サーブレットやJSPを学習する機会や使う機会が多い中で、あらためてJavaの基本を学習したい読者にもお勧めできます。 なお、本連載ではユーザーインターフェイスをどのように設計するのか(ユーザーにとって優れた操作画面とはなど)については説明しません。興味のある方は「Webアプリケーションのユーザーインターフェイス」(リッチクライアント&帳票)を参考にしてください。本連載を通じて、簡単にGUIアプリケーションが作れることを皆さんに体感していただければと思います。 本連載の学習環境 本連載では以下の製品を利用し
はじめに Javaを初めて覚えようとするとき、多くの人はどのような順番に学習していくでしょうか。Java文法、基本的なクラスライブラリ、ファイルの入出力やスレッド、そしてAWT/Swing。大体、このあたりまで一通り使えるようになったところで、「そろそろビギナー卒業かな?」と思うのではないでしょうか。 が、「一通り覚えた」と「マスターした」は大きく違います。中でも、特に注目してほしいのが、Swingです。Swingは非常に大きなライブラリであり、そう簡単にマスターできるものでもありません。が、「AWTの強化版だろう」ぐらいなつもりで、JButtonやJFieldなど主なコンポーネントとイベント関係を一通り使ってみて「わかった、わかった!」と通過してしまった人は意外に多いんじゃないでしょうか。 こうした「通り一遍にSwingを通り過ぎてしまった人」のために、もう一度改めてSwingの機能をお
JavaServer Pages (JSP、もしくは英: Jakarta Server Pages) は、HTML内にJavaのコードを埋め込んでおき、Webサーバで動的にWebページを生成してクライアントに返す技術のこと。 概要[編集] MVCアーキテクチャにおけるJSP, Java Servlet, JavaBeansの位置づけ Javaのコードは、<%と%>記号で囲まれた部分に書かれる。HTMLの中にスクリプトが断片的に見えるため、この記法をスクリプトレット (英: scriptlet) と呼ぶ。これよりプログラムコードをタグに見立てることができるため、プログラムとデザインの棲み分けができる。定義されたカスタムタグライブラリを使用すればスクリプトレットを使わずに独自のタグでコードを埋め込むことができる。 サーブレットの機能のひとつとして実装されている。 サーブレットと違い、HTMLの
ルックアンドフィールで遊ぼう!(2ページ目)Swingではルックアンドフィールを変更できます。自分だけのオリジナルなルックアンドフィールだって作れるんですよ! WindowsのJava 5以降でプログラムを実行した場合の結果が上の図です。この環境では、標準で以下の4種類のルックアンドフィールが用意されています。 ・Metal――Javaのオリジナル・ルックアンドフィールです。Java 5以降では、「Ocean」と呼ばれるテーマが標準となり、かなりきれいで、Windowsで利用しても違和感の少ないルックアンドフィールとなっています。 ・CDE/Motif――Linux/UNIXの世界で古くから用いられてきたルックアンドフィールです。 ・Windows――Windows XP以降で使われている、新しいルックアンドフィールです。Vistaでは、Vistaとほぼ同じようなデザインで表示されます。
この項目では、Javaのプラットフォームについて説明しています。その他のスウィングについては「スウィング」をご覧ください。 Swingの部品を使用したウィンドウの例 Swingは、プログラミング言語 Java のGUIツールキットである。Oracle社のJava Foundation Classesの一部であり、同じくJavaの GUI ツールキットである AWT を拡張したもの。Javaプログラムにグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を提供するAPIである。 Swingは、先行するAWTよりも洗練されたGUIコンポーネントを提供するために開発された。Swingは、幾つかのプラットフォームのルック・アンド・フィールをエミュレートしたネイティブなルック・アンド・フィールを提供する。また、「プラグイン可能なルック・アンド・フィール」(Pluggable look and feel)をサポ
【注意】applet要素は、HTML Living Standardの仕様では削除されています。 <APPLET>タグはHTMLドキュメントにJavaアプレットを挿入するためのタグです。 HTML4.01では<APPLET>タグの代わりに<OBJECT>タグを使用することが推奨されています。 しかし<OBJECT>タグはブラウザにより対応していない場合があるため、 事実上<APPLET>タグが標準となっています。 ※Javaとは Sun Microsystems社(http://www.sun.co.jp/)が開発したプログラミング言語で、 OSに依存せずユーザーのマシン上で実行させることができます。 JavaScriptと混同されることが多いのですが、JavaとJavaScriptは全く別のものです。 ※アプレットとは アプレット(applet)の最後のレット(-let)は「小さい」とい
Apache Struts(アパッチ・ストラッツ)は、Apacheソフトウェア財団のApache Strutsプロジェクトにて開発されているオープンソースのJava Webアプリケーションフレームワークである。 元々はクレイグ・マクラナハン(英語版)の作成したソフトウェアであり、2000年5月にApacheソフトウェア財団に寄付された。当初はJakarta Projectに位置しており、Jakarta Struts(ジャカルタ・ストラッツ)と呼ばれていた。2005年にApacheのトップレベルプロジェクトに昇格した。 Apache Tomcatなどのサーブレットコンテナ上で動かすことができる。サーブレットとJSPによる開発環境下に登場したStruts1は広く受け入れられ、2005年頃にはJava Webフレームワークのデファクトスタンダードと呼ばれるほどの普及を見せていた[2][3]。しか
ブラウザ上で、拡張子jnlpとなっているファイルのリンクを クリックするだけで簡単にデスクトップJava GUIアプリケーションを実行できる技術。 Java Appletとは違い、ブラウザの長方形の枠の中でJavaプログラムを実行する必要はなく、完全にブラウザから独立させてクライアントサイドJavaアプリケーションを実行することができる。 さらに、一度ダウンロードしたJava Web Start対応アプリケーションはローカルに保存され、実行するたびに最新バージョンがあるかどうかを確認してくれる。 このJava Web Start対応アプリケーションを載せているサイトがあったとき、ウェブサーバがMIMEタイプで拡張子jnlpを判別し、ローカルのマシンにJavaランタイム(JRE)とJavaプラグインがインストールされていなければ、自動的にJavaランタイム(JRE)とJavaプラグインをダウ
> 要は、このwhileを抜けるのは、どういった処理が実行されたらなのかな?? ・「処理」の中でbreak文が実行された(更なるループ内かswitch文の中にないこと) ・「処理」の中でreturn文が実行された(この場合この文があるメソッドから抜ける) ・「処理」の中あるいはそれから呼び出されるメソッドから例外が投げられた(この場合投げられた例外をキャッチできるところまで戻る。どこでもキャッチできなかった場合はプログラム終了) たぶんあなたは「こんないつまでも終わらないループにどんな意味があるのか」と思われて質問されたと思います。 確かにこれ(無限ループ)はそれを抜け出す手段をループ内に設けない限り意味がありません(というか、普通は作ってはいけない)。 しかし、実はわざと作られた無限ループは結構利用されているテクニックです。 たとえば、AWTやSwingなどのGUIプログラミングで何らか
3月は論文の〆切が2-3個あるので、それを避けるように引っ越し日程を詰めているのだが、なかなか難しい。もはや数万円高くなるくらいは諦めている (論文の〆切間際は1日でも時間を大切にしたいので……)。 [twitter:@hillbig] くんが以前紹介していた「IN THE PLEX グーグル ネット覇者の真実」 グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ 作者: スティーブン・レヴィ,仲達志,池村千秋出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 2011/12/16メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 447回この商品を含むブログ (55件) を見るを登美ケ丘イオン (NAIST から最寄りのイオン) で先日発見し (ちなみに高の原のイオンの書店にも何冊か入荷している)、少しずつ読んでいたのをようやく読了。ものすごいボリューム……。しかし少なくとも情報系の方は必読。
本記事は、HP-UX Developer Edgeに掲載された記事を株式会社アットマーク・アイティおよび本記事の筆者が独自の判断のもとに加筆・修正したものです。 Java言語では、Javaオブジェクトに対するメモリ領域の割り当てや解放をJVM(Java仮想マシン)が自動的に行います。この自動解放メカニズムを「ガベージ・コレクション」と呼びます。ガベージ・コレクションは、Javaプログラムのパフォーマンスに決定的な影響を与えるため、その振る舞いを把握することがチューニング作業において極めて重要となります。そこで今回は、Javaのガベージ・コレクションの役割を説明し、ログの記録方法などを解説します。 Javaオブジェクトとヒープ Javaプログラムの実行中には、Javaオブジェクトが生成されます。Javaオブジェクトは、Javaプログラムの起動時に生成される場合もあれば、実行中に必要に応じて生
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