iPS細胞で全世界の注目を集める山中氏がノーベル賞受賞後におっしゃった言葉、しびれますね。 彼のノーベル賞受賞は、2012年の大ニュースの一つでした。 本『「大発見」の思考法』は、その山中氏とノーベル賞物理学者 益川氏との対談本。 お二人から飛び出す言葉、とても刺激的です。 今日は本書から、特に印象的な6つの話を紹介します。 1. 名前が大事山中 (中略)inducedは直訳すると「誘導された」ですが、人工的に作ったことを表しています。Pluripotentは「多能性」で、いろんな細胞に変わり得ることを意味しています。Stem cellは「幹細胞」です。 益川 その頭文字をとってiPS。でも、どうして「i」だけ小文字にされたのですか? 山中 実はですね、若者に人気の「iMac」や「iPod」にあやかろう、と(笑)。そういう気持ちが多少あったのは事実です。 (中略) 益川 ネーミングに関して