名古屋市に本社がある情報通信機器メーカーの「ブラザー工業」は、製造した家庭用ファックスに猫などが繰り返し尿をかけると火が出るおそれがあるとして、およそ60万台を対象に無償で点検すると発表しました。 対象となるのは、ブラザー工業が平成12年9月から平成17年11月まで製造し、国内で販売された家庭用ファックス19機種、およそ60万台です。 ブラザー工業によりますと、平成17年以降、猫を飼っている家庭でファックスから火が出る事故が4件発生しました。 消防やメーカーが調査した結果、ファックスの内部から動物の尿が検出され、塩分を含む水をかける試験を行ったところ、内部の金属端子から火花が出る現象が確認されたということです。 メーカーでは、猫などの動物がファックスの上で繰り返し尿をした場合、火災につながるおそれがあるとして、29日から無償点検の受け付けを始めたということです。 記者会見したブラザー工業の
将棋の現役のプロ棋士がコンピューターと対戦する「電王戦」が、30日、東京で行われ、現役のプロ棋士が初めてコンピューターに負けました。 東京・渋谷区の将棋会館で先週から開かれている第2回将棋電王戦は、5人のプロ棋士が5週にわたってそれぞれ、世界トップレベルのコンピューターの将棋ソフトと戦います。 先週の1局目はプロ棋士が勝ち、2局目の30日は、佐藤慎一四段が、去年、コンピューター将棋の世界選手権で4位となった将棋ソフト、「ponanza」と対戦しました。 午前10時から始まった勝負は、開始直後にコンピューターの通信が途切れるトラブルがありましたが、復活したあとは、コンピューターが序盤から意表をつく駒の進め方でプロ棋士を攻めました。 その後は一進一退の攻防が続きましたが、プロ棋士側の残り時間が少なくなったところで一気に攻め込まれ、午後8時3分、141手でコンピューターが勝ちました。プロ棋士とコ
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