ここ何週間かでオープンソースプロジェクトにおけるオープン性の欠如に驚かされる出来事が2件あった。どちらのケースも、開発者が行動や発言によって、ほかの開発者を意図的に仕事から締め出そうとしたものものだった。 ケース1:許しがたいアイコン盗用 最初の事件は、KDE 4で使われるアイコンのデザイン変更を順調に進めていたKDEのOxygenプロジェクトで起きた。OxygenのデザイナDavid Vignoni氏は、アクセス制限のない同プロジェクトのアイコンを外部の者が無断で別のテーマパッケージ(編注:当該パッケージはすでに削除されている)に収めたことに非難の声を上げたのだ。彼はそのテーマのパッケージャにOxygenアイコンの削除を要請し、彼のブログには声援を送るコメントが寄せられた。 数日後、KDEのMarketing Working Group(マーケティング活動グループ)のWade Olson