レノボ・ジャパンは7日、報道関係者向けに大和研究所の公開取材ツアーを開催した。同社の大和研究所はIBM時代からThinkPadの開発拠点であり、現在はレノボのノートPC開発を支える中心拠点となっている。 ThinkPadは元々IBM製のノートPCであったが、2004年に米IBMがパソコン事業を売却したことにより、現在はレノボ(中国の聯想集団)が同製品の開発・販売を手がけている。開発は元IBMのメンバーが引き継いで行っており、新たな人材も積極的に取り入れているという。同社の石田聡子執行役員は、複雑なPCの操作や専門的な知識からユーザーを開放し、本来のビジネスに集中できるようなツールを提供したいと考え、開発していると語り、サービスとサポート分野の充実、筐体の堅牢性の強化、故障率の低減と修理日数の短縮などにも取り組んでいると説明した。 堅牢性を重視する同社では、品質テストに100を超えるテストを