美術的・歴史的に貴重な日本の国宝を集めた「日本国宝展」が、東京・上野の東京国立博物館で10月15日(水)から12月7日(日)まで開催されます。平成になってからは1990年と2000年に続く3度目の開催で、会場の平成館には約120件の国宝が集結。正倉院の宝物が期間限定で特別に出品されるほか、教科書にも登場する「漢委奴国王」と刻まれた金印を12日間限定で展示します。 ▽ http://kokuhou2014.jp/ 日本国宝展は、国宝の中でも人々のあつい信仰心が結実した文化的遺産を集め、日本文化形成の精神を見つめ直すことを試みる展覧会です。祈りをテーマに、仏や神と人の心をつなぐ役割を担ってきた絵画・彫刻・工芸・典籍・考古資料などを展示します。 展示は全5章で構成されています。第2章「神を信じる」では、国内にある全5体の国宝土偶を一堂に展示。縄文時代には叶わなかった土偶たちの共演が、時代を超えて