ヤマト運輸は3月3日、専用ボックスで小さな荷物を配送できる対面配達サービス「宅急便コンパクト」を4月1日に始めると発表した。配送料金は地域別で、594円(税込)から。ボックス代65円が別途かかる。法人向けの投函サービス「ネコポス」も同時にスタートする。 宅急便コンパクトは、法人・個人を問わずに利用でき、時間帯指定や荷物追跡など宅急便の基本サービスが適用される。宅急便に新サイズを追加するのは1994年以来21年ぶりという。 25(縦)×20(横)×5(厚さ)センチの「専用BOX」(65円)と、24.8(縦)×34(横)センチの「専用薄型BOX」(65円)の2種類を用意し、ボックスに入るものなら重量制限なく配送できる。専用ボックスは直営店と取扱店で販売し、5枚以上の注文でオフィスや自宅に届ける。 料金は宅急便と同様に地域別で、関東発→関東着など同一地域内が594円、北海道発→沖縄着が1188円