(CNN) 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)は、事業打ち切りを発表したタブレット端末「タッチパッド」の価格を大幅に引き下げ、在庫処分を進めている。 タッチパッドは先月400~500ドル(約3万700~3万8400円)で発売されたが、先週から99~149ドルに値下げした。インターネット上のブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で安売り情報が飛び交い、ネット通販大手アマゾンの売れ筋ランキングでもタッチパッドがトップに躍り出た。 HPはまた、タッチパッドと同じく独自の基本ソフト(OS)「WebOS」を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)「プレ3」を米国では発売せず、欧州でも当初の500ドル前後から大幅に値下げして75ドルで販売する方針を示した。 HPは今後もソフトウエアの開発を続ける構え。アポテカー最高経営責任者(CEO)は、WebOSを他の電子メーカー