「もし自宅療養中に急変してしまったら。それが不安でパルスオキシメーターを2つ買ってしまいました」 こう話すのは、5歳の長男と夫婦の3人で暮らす40代の女性です。血液中の酸素の状態をみる機器、パルスオキシメーターを個人で購入したという人の投稿がネット上には相次いでいますが、医師やメーカーの呼びかけは「個人購入は控えて」。 新型コロナウイルスに感染しても自宅療養を余儀なくされ、亡くなるケースが相次ぐ中、いったいどう考えればいいのでしょうか。取材しました。 (ネットワーク報道部 記者 大石理恵 大窪奈緒子 田隈佑紀)