ブックマーク / www.msz.co.jp (1)

  • 國分功一郎『スピノザの方法』 | トピックス : みすず書房

    ◆著者からのメッセージ◆ ベルクソンはこんなことを言っています。哲学者の書物を何度も読み、その思想に慣れ親しんでいくと、何か単純なもの、あまりに単純で哲学者自身が言い当てられなかった何かに出会う、と(『哲学的直観』)。哲学者の書物は難解で抽象的な概念に覆われています。しかし、それはこの単純なものを表現するための手段であり、それに到達するためにこそ哲学者は抽象的な概念を駆使してものを書き続けるのです。この単純なもののことをベルクソンは「直観」と呼んでいます。 では、この直観はいかなるものでしょうか? ベルクソンはこう言います。哲学者人でも表現しきれなかったこの直観をわれわれ読者が表現できるはずがない。しかし、私たちにも捉えることができるものがある。それはこの直観と抽象概念との間にあるイメージである……。後にジル・ドゥルーズはこのイメージを「思考のイメージ」と呼び、いかなる哲学的理論もなんら

    facet31
    facet31 2014/08/18
    "私は哲学の本を読むときに大切なのは、その哲学者の「思考のイメージ」を捉えることだと思っています。"
  • 1