Intro Origin は Web におけるセキュリティモデルの一つとして、コンテンツ間の Communication に関する境界を定義し、リソースを保護してきた。 しかし、 Spectre の発覚以降、 Communication に関する制限だけではなく Isolation によるメモリレベルでのアクセス制御が必要となった。 そこで現在作業されているのが、 CORB, CORP, COEP, COOP といった仕様群であり、これは Web におけるセキュリティモデルの更新作業と見ることができる。 概要と現状について解説する。 DEMO & Resources 量が多いため、動作する DEMO と関連リソースは、ページ下部にまとめてある。 CORS による Cross Origin Communication の制限 CORS は、平たく言えば、リソース提供元(サーバ)が、クライアン
![Site Isolation 及び Web のセキュリティモデルの更新 | blog.jxck.io](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/25f705929f7e98ea08f049f3c57b5de57a1b3ba0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.jxck.io%2Fassets%2Fimg%2Fjxck.600x600.png)