(帰ろう…俺と一緒に…日本へ――…お前の生まれ育った場所に――…) というわけで、龍王社から狙われていることだし、来実の安全のために日本に旅立つことを決意した黒龍と来実。帰国する前に香港のお土産を買っていくべく、お土産屋を散策しています…って、自分らが狙われているってのに緊張感のかけらも無いなあこいつら。とはいえ記憶を失っている来実は日本に帰ってもいいのかと不安でいっぱいの様子。 (あたしと黒龍さんはかけおち同然で香港に来たって黒龍さんは言ってた… なのに帰ったりして平気かな? 病気がちの母、幼い弟、そんな家族のことを捨てて香港に来た 怒ってるかもしれない…ううん、それならいい、もしかして何かあったら… 怖い!!何にも知らないから余計に怖いよ!!) ちなみにこのとき来実の回想シーンとして、2人の弟の姿が描写されているのですが、弟たちの等身が明らかにヘンです。頭だけでかすぎ!!
へっぽこマフィア・白虎会の事務所。会長のイーサン・ヤンの元にお客さんがやってきました。現れたのはなんと麗蘭。 「ほう……これはこれは…黒龍の婚約者とウワサされる麗蘭嬢ではありませんか… 場所をお間違えではないですか?ここは白虎会ですよ…」 「……お願いがあってきましたの」 「私に?」 「黒龍を…殺してほしいのっっ」 いきなりとんでもない事を言い出す麗蘭ですが、イーサンはまともに取り合おうとはしません。 「これはまた…何を言い出すかと思えば…」 「あたくし本気です!!あの人さえいなければこんな気持ちには… あの人があたくしを苦しめるっっ」 「シットか…自分が一番愛されてると思い込んでいた… プライドの高いお嬢様が思いつきそうな事だ… それで?黒龍を殺した報酬は何だ?」 報酬は自分の身体で…と迫る麗蘭ですが、それを聞いたイーサンは大笑い。「この私が黒龍のお下がりの女な
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