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ブックマーク / blog.japan.cnet.com (3)

  • CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点:新聞が背負う「われわれ」はいったい誰なのか

    新聞の<われわれ>とはいったい誰か ジャーナリストの玉木明氏は、オウム真理教事件の直後に刊行された「ニュース報道の言語論」というで、新聞記事の主語は、実は文面にはいっさい出てこない「われわれ」であると書いている。たとえば、次のような記事の文例を見てみよう。「強引とも言える捜査は、小さな山村の集落の住民を相互不信に陥らせ、人のつながりを壊した。警察への憤りも広がっている」(二月二十三日、鹿児島県議選買収無罪判決の記事から)。この記事で警察に憤っているのは、誰なのか。ここで憤っているのは、実は書いた記者個人という「わたし」なのだが、しかし記事の文脈では「私が憤った」とは書かれていない。あくまでも社会全体の「われわれ」であるというスタンスを取って書かれているのだ。玉木氏は前掲の書籍で、以下のように書いている。 ある特定の観点を<われわれ>の観点とみなすこと、特定の主張を<われわれ>の名において

  • 毎日新聞「ネット君臨」取材班にインタビューした:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan

    毎日新聞の連載「ネット君臨」について、その後私の取材活動にいくつかの進展があった。時系列から言えば、まず第一に、毎日新聞社から「ネット君臨」座談会に出席するよう求められた。ちなみにこの要請は、Cnetの前回のエントリーをアップロードした前日のことで、前回のエントリーを見て座談会出席の依頼が来たわけではない。ちなみに座談会の内容は、毎日インタラクティブで公開されている。 第二に、これに合わせて私は取材班に取材を申し込んだ。正確に言えば、毎日新聞社長室広報担当に電話し、その上で質問要旨を書いたファクスを送り、インタビューに応じていただくように申し入れたのである。広報担当者とはその後数回のやりとりがあり、20日に毎日新聞社編集局長応接室で取材が実現した。私としてはネット君臨取材班の花谷寿人デスクやTキャップ、I記者らに対応してもらえればと思っていたのだが、インタビューに応じてくれたのは、同社編集

    fafhrd
    fafhrd 2007/02/21
    毎日新聞
  • 平野日出木さん、本当にそれでいいんですか?(下):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan

    平野日出木さん、当にそれでいいんですか?(下) 公開日時: 2006/11/24 21:19 著者: 佐々木俊尚 11月10日、鳥越俊太郎編集長のクレジットで、「この記事にひと言」欄への参加方法を改定しますという記事が掲載された。11月17日正午を持って、オピニオン会員を廃止し、書き込みできないようにするというのである。これはオーマイニュースにとって、決定的な判断だった。 この直前、私は平野デスク、市民記者組織部の田中康文氏とミーティングしている。この時、田中氏は「オピニオン会員を残し、その登録ハードルを上げるA案と、オピニオン会員を廃止して市民記者に一化するB案がある」と説明し、「市民記者とA案におけるオピニオン会員の違いは、ただ銀行口座を書いてもらうかどうかだけ。だったらいっそ、すっきりと市民記者に一化するB案の方がわかりやすいと思う」と話した。 私は彼に「それは違う

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    fafhrd 2006/11/25
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