23日、群馬県の草津白根山が噴火し、大けがをした自衛隊員の治療にあたっている病院が記者会見を開き、担当の医師は「意識不明の状態で搬送され懸命の治療の結果、24日朝に筆談ができるまで回復した」と述べました。 この中で、小倉医師は「意識不明の状態で搬送され心臓が止まりそうな状態だった」と23日の搬送当時の状況を説明しました。男性はろっ骨や手足の骨折、それに肺挫傷など全身に大けがを負っていますが、緊急手術の結果、意識を取り戻し、24日朝に妻と筆談できるまで回復したということです。 男性は妻と「助かったよ」「頑張ったね」などと涙ながらに筆談したということで、小倉医師は「医師として少し安心したというのが正直な気持ちです」と述べていました。
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