おちまさとさんの最新作「鉄板病」は、最近の出来事を見る上で大変参考になりました。 鉄板病とは、「鉄板」(鉄の板。その堅さから転じて、手堅い、ハズレがない、間違いがないこと)なものだけを求め、「鉄板」でいたいと過度に欲する病気。初期症状として、常に正解ゾーンにいたい、人の考えを鵜呑みにする、損に敏感、記憶を喪失する、などが見られる。 と著者自身で定義づけられています。「ハズさない」「失敗しない」が合言葉になっている「鉄板ブーム」だと今の日本を捉えられています。 例えば、「レストランを決めるとき、グルメサイトのレビューを読む」という完璧志向(ハズさないように求めれば求めるほど、より一層ハズさないでいることが難しくなる)、「チーズフォンデュはおしゃれだと思う」という思考停止状態、「「どんだけ~!」を日常的に使っている」という分かったつもりになっている状態などを鉄板病とされています。 給食費を払わ
最近「待てない人」が増えていると言う。 原因は便利になりすぎた世の中。 アマゾンでは有料サービス「お急ぎ便」を運用。 翌日には配達してくれるサービスで、350円の費用がかかるものの大好評。 宅配便でも細かい時間指定により配達時間を特定。 さらに配送状況を確認できるインターネット上のサービスは月間1550万件ものアクセスがある。 それでも配送状況の電話問い合わせは年々増える傾向にあるという。 ⇒「待たない」「待てない」ことの危険 最近ではバスがどこを走っていて、バス停に何分に到着するかを携帯電話で見られるサービスをしているところもある。 携帯電話の普及により待ち合わせでも待つ必要がなくなった。 これらの便利すぎる世の中が人から「忍耐」を奪ってしまったようだ。 時間を少しでも有効活用したいのはわかるが、もう少し「待つゆとりを持ちたいものだ。 ちなみにシチズンホールディングが調べた「どれくらいま
先日、会社の人たちが社員旅行でサイパンに行ってきたのである。 僕は中途採用で7月に入社したばかりだったので、旅行には不参加であった。 旅行にでる前に「現地では何して遊ぶんですか?」と聞いてみると「うーん、女買うとかかな」などと言っていた。 ちょっと驚いたが、冗談なのかなと思い込んで、愛想笑いなどをしていた。(ちなみに社員は社長も含めた男性ばかり10人くらいのグループである) だが旅行から帰ってきた人たちの話を聞くと、それは冗談などではなかった。毎晩現地の中国人売春婦達と夜を共にしてきたという。 そういうことを何の恥ずかしげも無く喜々として語るのである。 僕にはそれが信じられなかった。楽しげにそのことを語る社員達を心の中で軽蔑した。 旅行以前にも同じように僕を落胆させる出来事があった。 あるとき社員の方々が僕の入社歓迎会を開いてくれた。遠方から通勤する人が多い会社であったので、当然車で来てい
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