野口英昭怪死事件のテレビ報道が一向に衰える気配を見せない。昨夜(2/9)の「報道ステーション」では、一方で再び怪しげなホテルマネージャーを登場させて自殺説を踏み固めながら、他方で世論の動向に配慮して、警察当局に空港で合流した四人の情報を出すように催促するという内容だった。この空港四人の情報は、先週の木曜日(2/2)に初めて「報道ステーション」がスクープしたものである。沖縄県警から得たリーク情報であることは明らかだが、実はその2/2から怒涛のテレビ報道が始まった。これは警察が自殺説を既成事実化する世論操作のためにテレビを利用しようとして、そのバーターとしてテレビ朝日だけに提供した特ダネであり、要するに警察庁と朝日新聞のWinWinの所産なのだが、その後のテレビの自殺説補強報道があまりに異常かつ杜撰で、警察とマスコミに対する不信が沸騰してしまったために、ポーズとして世論に迎合する素振りをテレビ