『告発 〜ある盗作ジャーナリストとの闘い』 本書は、テレビ朝日番組��サンデープロジェクト�≠フコメンテーターである財部誠一が、いかに他人の本を盗作しているか、かつ情報パクリ屋であるかを実証的かつ法律的に解明したものである。 これから、主要部分を連載する。第三回は��第一(その1)�≠ナある。 発見 1999年2月23日、私が、 「財部誠一は“盗作者”である」 という“事実”(私の認識として)を発見したのは、一つの偶然によってであった。 わずか一分の差で、新幹線に乗り遅れたのがその偶然の始まりである。 私はその日、武村正義・前大蔵大臣(当時)との話し合いを終え、沼津市の自宅へ帰るべくタクシーで東京駅へ駆けつけた。 丸の内中央口から通路を急いでいると、18時31分発こだま481号の表示が切り替わってしまっていた。一分遅れだ。 次のこだまは、19時7分。それまで30分以上も待た