『放射性物質、九州に影響ない』"正しい怖がり方"を インタビュー/長崎大医歯薬学総合研究科・山下俊一教授(3月25日長崎新聞) (問い) 国が23日公表した放射性物質の飛散状況の試算によると、原発から北西方面と南方面に(政府が屋内退避を指示している)30キロを越えたところまで届いている。 (山下俊一教授) 複数箇所から放出され、放出量が不明な上、拡散は風向きや地形などによるため、このような結果になった。 予想していたが、恐るべきこと。 子どもや妊婦を中心に避難させるべきだ。 ただし理論値であり、誤差を検証しなければならない。 (問い) 放射性物質は九州まで飛んでくるのか。 (山下教授) 高度によるが、飛んでも関東平野まで。 チェルノブイリと違って日本は乾燥していないので、あまり遠くまでは飛ばない。心配はない。 (問い)事態はどう収束していくだろうか。 (山下教授) まずは原発からの放射性物