星条旗(米国旗)やユニオンジャック(英国旗)など派手な国旗をあしらったグッズは昔から多々見られたが、「日の丸」がファッションに採用されることは珍しかった。しかし今、変化が起きている。東日本大震災の被災地支援や復興を目的に、ヨーロッパの親日国や国内で日の丸グッズが続々商品化され評判だ。白地に赤丸の究極の簡潔美、カッコよさが見直され、愛国心と絆の象徴として存在感を高めている。(重松明子、写真も) 純白のバレエシューズのかかとに日の丸と「絆」の文字…。 オシャレ女子に人気のフランスのシューズブランド「レペット」が6月に発売した復興支援モデル(2万1000円)。収益を被災地に贈る予定で、日仏計1000足を商品化。通販では品切れになるサイズも出ている。 新宿タカシマヤの売り場では「日の丸だ」と多くの男女が足を止める。「ウエディングドレスに合わせて履きたいと購入した人もいた。大変なこの年に結婚した記念