札幌の飲食店で天かす発火火災相次ぐ 家庭でも可能性 (11/01 08:26) まとめておいた天かすが原因となった火災が、札幌市内のそば店などで9月に1件、10月に1件あった。熱を持った天かすの油分は空気中の酸素に触れると発熱する性質があり、この熱が天かすの山の内部にこもったことが出火原因とみられる。札幌市消防局は「家庭でも同様の火災が起こりうる」と注意を呼びかけている。 「天かすが発火することは知っていたが、こんな簡単に火が出るとは…」。19日午前0時25分ごろ、同市中央区のそば店で、金属製のざるに保管していた約5キロの天かすから出火。店主の男性はこう悔やんだ。 9月25日には、大通公園で開かれていた「さっぽろオータムフェスト2013」の天ぷら店でも、まとめた天かすから出火、調理場の一部を焼いた。 通常、約180度の天かすを徐々にまとめ、5キロ程度たまると、酸化熱が内部にこもって温度が上