東大教授、本郷和人さんが監修しているシリーズ『東大教授がおしえる やばい日本史』『東大教授がおしえる やばい世界史』に続く『東大教授がおしえる さらに!やばい日本史』。超絶売れて累計59万部を売り上げているそう。 最新刊の『東大教授がおしえる さらに!やばい日本史』は、誰もが知る歴史上の人物の「すごい」と「やばい」の両面を取り上げて日本の歴史が深わかりすると大人気。改めて歴史を振り返りつつ、知らなかった一面を深堀りしよう! 明治維新の中心人物を生み出した熱血先生 吉田松陰は天才少年でした。厳しい叔父からスパルタ教育を受け、9才で藩の学校の兵学(戦争に関する学問)教授見習いとなり、なんと弱冠11才で長州藩(山口)の殿様に授業をしていたのです。でも、吉田家のお給料はさほど高くなく、松陰は貧乏でした。 アヘン戦争で清がイギリスに負け、このままでは日本もそうなると感じた25才の松陰は「アメリカで世