【11月5日 時事通信社】米誌フォーブスは4日、2015年の「世界で最も影響力のある人物」73人のランキングを発表した。安倍晋三首相は41位と前年から22人を抜き、ランク入りした人物で最も順位を上げた。 同誌は、日本の歴代首相は権力基盤が弱かったが、「安倍氏は世界第3位の経済規模を持つ国の指導者として、権力を維持する力を証明した」と分析した。 前年2位のオバマ米大統領は3位に後退。今年で7回目のランキングで、現職米大統領では初めてトップ2から転落した。首位は3年連続でロシアのプーチン大統領。2位には前年5位だったドイツのメルケル首相が入った。 日本人のトップは、トヨタ自動車の豊田章男社長の28位。アジアからは中国の習近平国家主席が5位、インドのモディ首相が9位に入った。(c)時事通信社