森友学園の小学校開設をめぐる問題に関して、参院予算委員会の大阪府での現地調査で、籠池泰典理事長が「安倍晋三首相から、夫人の昭恵氏を通じて100万円寄付を受けた」と述べ、その後、野党の議員らの前で同様の事実を説明した上、「国会ですべて話をする」と述べた。 このような籠池氏の発言を受け、その後、自民党側から、民進党に、23日に衆参両院の予算委員会で、籠池氏の証人喚問をそれぞれ実施することが提案され、17日に衆参の予算委で正式決定することになったと報じられている。
全国のもやし生産者でつくる工業組合もやし生産者協会は、販売価格低迷に加え原料種子価格と人件費が上昇し「経費削減の努力が限界を超え、健全な経営ができない」との声明を発表した。納品価格より安く特売するスーパーもあり「消費者に窮状を知ってもらい、スーパーは適正価格で売ってほしい」と訴える。 原料の緑豆は、中国産の輸入価格が現地の天候不良などから2005年に比べ約3倍に高騰(1月時点)。さらに、種子の発芽率の悪さや生育不良で歩留まりが悪く、人件費も上昇し経営を圧迫している。販売価格の低下も深刻だ。 09年に全国で230社以上あった製造会社・生産者は100社以上が廃業、現時点では130を切っている。もやし製造会社を経営する同協会の林正二理事長は、小売業者に対し「度を超えた値下げ競争をやめ、せめて1袋40円で売ってほしい」と訴えている。
森友学園の籠池理事長が安倍首相から昭恵夫人を通じて寄付金を受け取ったと発言したことについて、昭恵夫人が「全く覚えていない」と話していることがわかった。 政府関係者によると、昭恵夫人は「寄付金を渡したなら覚えているはずだ。全く覚えていない」と話しているという。また、随行した政府職員も「寄付を渡すという状況にはなかった」と説明しているという。 籠池氏は16日、与野党の議員に対し、2015年9月に昭恵夫人を通じて安倍首相から100万円の寄付金を受け取ったと発言していて、双方の主張は食い違っている。 このため与野党は23日に籠池氏の証人喚問を行い真偽をただす方針で、17日午後、正式決定する予定。
学校法人「森友学園」への国有地売却問題が16日、新たな展開を迎えた。大阪を現地視察した参院予算委員会メンバーに対し、学園の籠池(かごいけ)泰典理事長が「安倍晋三首相から100万円もらった」と発言。首相が否定する中、籠池氏の証人喚問が固まったことで、国会での疑惑解明の動きが本格化する見通しになった。 参院予算委の山本一太委員長(自民)ら委員11人は午後2時すぎ、森友学園が4月開校をめざしていた小学校(設置認可申請取り下げ)の建設地に大型バスで到着した。敷地内には、事前に着いていた籠池氏。詰めかけた報道陣らが見守る中、身ぶり手ぶりを交えた籠池氏の説明を聴いた。 視察に同行した関係者によると、籠池氏は校舎部分に入った予算委のメンバーにこう言った。「平成27年(2015年)の9月に安倍昭恵夫人が私どものところに講演会に来られた時、どうぞ、これお使いくださいと。どなたからですかと(聞くと)、安倍晋三
普通の墓石を注文したはずが、届いたのはキラキラ輝く「デコ墓石」――。注文を取り違えた石材業者が、クリスタルで覆われた墓石を出荷するトラブルが秋田県三途市であった。 デコ墓石が届いたのは三途市に住む83歳の女性。今年1月、不慮の事故で夫を亡くした女性は、地元の石材業者に石灰岩の墓石を注文した。「長年いろいろと苦労させられましたが、振り返れば普通かそれ以下の人でした。なのでお墓も普通かそれ以下のものを」と話す。 ところが、3月に届いた墓石は表面全体がくまなくクリスタルで覆われていた。問い合わせたところ、出荷した石材業者から「ラインストーン8千個を1つ1つ真心を込めて散りばめさせていただきました」との返答があったという。女性が注文したのはライムストーン(石灰岩)の墓石だった。 女性は当初、返品を考えていたが、思うところがあり、ラインストーンのデコ墓石のまま建立することを決めた。納骨予定のラインス
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