(この記事はアフィリエイトを含みます) 「先行きが見えない時代を、子どもがきちんと生きていけるように」と子ども教育への関心が高まるなか、ひとつの問題として「教育虐待」がメディアをにぎわせるようになっています。教育虐待とはどんなもので、また、気づかないうちに教育虐待をしてしまわないために親はどんな意識で家庭教育に臨めばいいのでしょうか。『ルポ 教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を上梓したばかりの教育ジャーナリスト・おおたとしまささんにお話を聞きました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人(インタビューカットのみ) 教育虐待の背景にある学歴主義と正解主義 「教育虐待」の定義は、一般的には「子どもの受容限度を超えて勉強をさせること」となります。近年、メディア等で教育虐待という言葉を見聞きすることも増えてきましたし、たしかに児童虐待全体の通