「ベンチャーファイナンスの全体像」から始まって、「会社の始め方」、「事業計画の作り方」、「企業価値とは何か」あたりまでは今の僕には大変役にたちました。そのあとのストックオプションの活用や投資契約と投資家の交渉、優先株式の話題などは、会社としてステージが進み、上場が見えてきた場合にはリアルに意味はわかるでしょうが、僕にはまだピンときませんでしたが。 もっとも刺さったのは、「株式会社とは社会の公器であるべき」という言葉。起業して、お金を会社につぎ込んで、けどしんどくて眠れないこともある。もうちょっと僕個人にメリットあったらなあ、なんて思っていました。しかし、社会の公器であるからには、会社は自分だけのものではない、自分だけのものにしてはいけない。特に、これまで経営層が貧弱でしたので、そこをしっかりと自分の中に位置付けられなかったことに大いに反省しました。そして今があります。 また、資本政策の部分