(この記事はアフィリエイトを含みます) 近年、教育界では「褒めて伸ばす」ことの重要性がしきりに叫ばれています。ですが、むやみに褒めることに潜む危険性を指摘し、「なによりも親が子どもを『認める』ことが大切」と説くのは、子どものコーチングに造詣が深いビジネスコーチの石川尚子さん。子どもを「認める」とは、具体的にどんな言動で行えばいいのでしょうか。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人(インタビューカットのみ) 人が見ているところだけで頑張る子ども―― 自分の人生を自分の足でしっかり歩んでいける人間に子どもを育てるには、なによりも親が子どもを「認める」ことが大切です。親が子どもを認めることで、子どものなかには揺るぎない自己肯定感が育まれるからです。 とくに最近は、「褒めて伸ばす」ことの大切さがしきりに語られます。でも、この「褒める」という行為はなかなか難しい。なぜかというと、「褒める