米司法省のバー長官。連邦検察に向けて大統領選をめぐる不正疑惑の捜査に着手するよう促す内容の書簡を出した/Matt McClain-Pool/Getty Images (CNN) バー米司法長官は9日、全米の連邦検察に向け、大統領選をめぐる不正疑惑の捜査に着手するよう促す内容の書簡を出した。これに抗議して、司法省で選挙犯罪を担当する部門の責任者が辞任した。 バー氏は書簡の中で、州当局が開票結果を正式に認証する前の段階から、事情聴取などの捜査に着手しても構わないとの見解を示した。 同氏は、選挙の結果に影響しない程度の疑惑なら捜査を先に延ばすべきだが、必ずしもそういう例ばかりではないと主張。一方、州当局による認証手続きの前に司法省が動くことで結果に影響を及ぼすとの懸念に対しては、すでに投票は完了していることから、ほぼ否定できるとの立場を示した。 ただし、トランプ陣営が根拠を示さないまま主張してい