主要商業施設の今冬バーゲン日程が出揃ったが、ルミネも含め大半が年明け早々に集中して一部は年末に前倒され、一月中旬からの後倒し派は三越伊勢丹の一部店舗だけになる。13年以来の不毛なバーゲン時期論争も深刻な販売不振の前に'需給の論理'に帰着する結果となった。'販売正常化'という御旗を立て、果ては'衣料産地擁護'などと的外れな屁理屈まで持ち出してバーゲン時期後倒しを主張した消費者不在の論争も、ようやく'正常化'したと総括されよう。 バーゲン時期は売る側の都合で操作するものでなく、あくまで需要と供給のバランスで決まるのが摂理で、ギョーカイが需要量の倍も供給する狂気の情況では後倒しどころか「ブラックフライデー」まで前倒されても致し方ない。市場原理に逆らうバーゲン時期後倒しの強行が却って山猫なフライングセールを頻発させ、EC先行セールという"パンドラの箱"を開けてしまった責任は誰に問えばよいのだろうか
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