レイノルド氏もシャリフ氏も、基本的にはこれらが役立たずの指標だと主張していた。2人ともこういった指標を信頼していないし、あまり使わないという。多くの場合、それも当然だと思う。 これらの指標が何の役にも立たない場合「直帰率」「訪問1回あたりの閲覧ページ数」「サイト滞在時間」の各指標が使い物にならないのは、次のような場合だ。 ×1 コンバージョン行動の代わりとして、「成果」を示すために使う場合これらの指標は、コンバージョン行動の代わりに使うと、まるで役に立たない。 ここで少し用語を解説しておこう。 コンバージョンとは、ユーザーがウェブサイト上でこちらの願うとおりに行動してくれることだ。フォームに記入するとか、製品を購入するとか、クレジットカードを登録するとか、何でもいいから行ってほしいページに行ってくれるとかだ。 直帰率とは、要するに、あるページにアクセスした後、そのサイトの他のページにはそれ