米国の市場調査会社ガートナーの市場レポートによると、昨年(2017年)1年間に、世界で出荷されたパソコンの台数は、2億6300万台となり、前年実績から2.8%減少した。 出荷台数の落ち込みが止まらない パソコンの世界出荷台数は、2011年まで右肩上がりで伸び続けた。しかし、この年の3億6500万台をピークに減少に転じ、昨年で6年連続の前年割れとなった。 昨年の出荷台数を、2011年のそれと比較すると、実に約30%減少しているという状況だ。 こうしたガートナーの統計データをドイツの調査会社スタティスタがインフォグラフィクス(図1)で表現しているが、これを見ると興味深い。 図1 世界パソコン出荷台数推移(インフォグラフィックス出典:ドイツStatista) 昨年の出荷台数である2億6300万台とは、つまり、2007年の出荷台数と同水準であることを意味する。 2007年と言えば、米アップルが「i
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