安倍首相が2月の自民党大会以降、民主党政権を「悪夢」と言って会場の笑いを誘うあいさつを恒例にしてきたことを取り上げ、 《笑いや拍手は確かに起きた。それは、さげすみの笑いだった。》 《民主党政権の失敗と比較して野党を揶揄、こき下ろす。身内で固まってあざ笑う――。自分が相手より上位にあり、見下し、排除する意識がにじむ。》 このような「嘲笑する政治」が6年半まかり通ってきたのではないか、と問う。 「民主党の枝野さん」と「言い間違い」をする場面が頻発 すると当日の夕方、今度はデジタル版にこんな記事が。 「首相『民主党の枝野さん』間違い連発 演説の定番に?」(朝日新聞デジタル7月7日) 安倍首相が応援演説する際、立憲民主党の枝野代表を「民主党の枝野さん」と「言い間違い」をする場面が頻発しているというのだ。 ただの党名の言い間違いかと思いきや、 《その後に「毎回、党が変わるから覚えられない」などと「釈