ジョン・クロウリーの監督による『クローズド・サーキット』がレンタルに出ていたので、ブルーレイ版を借りて見てみた。 映画の舞台となるのは、イギリス。繁華街の中で監視カメラに写っている中で爆弾テロ事件が勃発する。事件の容疑者が逮捕されると、「国家安全保障」の理由により、非公開の状態で裁判が展開されることになる……という設定。この裁判に携わることになった弁護士が、事件の詳細を調べるにつれ、つじつまの合わないおかしなことに気づきはじめ、それと同時に、身の回りに徐々に危険が迫る……というストーリー。 個人的に、監視カメラを題材に取り上げた映画って、結構気になるんですよね、映像的にどう処理するのかという部分で。特にイギリスは監視カメラ網が非常に発達している国なので、そこを舞台としている以上、なんらかの実験的なことがなされているのではないかと。それでブルーレイを手に取ってみたわけですが、そこで気にな
戦後、W・エドワーズ・デミングが生産現場に品質管理の概念を持ち込み、最近はデータサイエンティストが名乗る人が大量に蓄積されたデータを分析する事が流行っているので、日本にも学術分野に限らず統計ユーザーは少なく無い。最尤法、階層ベイズ、仮説検定と言った手法が駆使されている。しかし、それらの手法は必ずしも一貫した哲学によって裏打ちされているものではない事を知らない人は多いかも知れない。 道具として統計学を用いている人々の多くは、データへの適合度など実務的な機能や性能に関心が集中し、その背景にある統計哲学には注意は払っていないように思える。しかし、日々の業務としてはそれでいいのかも知れないが、自らが用いている科学的方法論に関心が無いと言うのも不誠実であろう。そこには規範的な問題があるからだ。「科学と証拠─統計の哲学入門」は、統計と言うツールの背景にある哲学を詳しく解説した本で、統計ユーザーを少しだ
おそらくここをご覧になっている方の結構な割合の人が読了済であろうニック・ビルトン『ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り』を遅ればせながらワタシもようやく読み終えました。 原書刊行時にちょろちょろっと読んでいたので、どういう本かは分かっていたつもりですが、それでもムチャクチャ面白い本でした。だけどそれにしてもひどい......と多くの人と同じ感想を持ちました。アメリカでテレビドラマ化の話があるというのも納得できる、ドラマ性のある本でした。 ワタシが本書のことを面白く思うのは、やはりワタシ自身が Twitter をおよそ7年前からソーシャルネットワークの主戦場としてずっと使ってきたところが大きいでしょう。7年という年月は決して短くありません。本書に書かれる話のひとつひとつが、個人的な思い出に結びついて記憶によみがえりました。そして、Twitter の変化(UI にはじまり CEO
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