おそらくここをご覧になっている方の結構な割合の人が読了済であろうニック・ビルトン『ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り』を遅ればせながらワタシもようやく読み終えました。 原書刊行時にちょろちょろっと読んでいたので、どういう本かは分かっていたつもりですが、それでもムチャクチャ面白い本でした。だけどそれにしてもひどい......と多くの人と同じ感想を持ちました。アメリカでテレビドラマ化の話があるというのも納得できる、ドラマ性のある本でした。 ワタシが本書のことを面白く思うのは、やはりワタシ自身が Twitter をおよそ7年前からソーシャルネットワークの主戦場としてずっと使ってきたところが大きいでしょう。7年という年月は決して短くありません。本書に書かれる話のひとつひとつが、個人的な思い出に結びついて記憶によみがえりました。そして、Twitter の変化(UI にはじまり CEO