経済協力開発機構(OECD)は6日、15歳を対象に3年に1度行う学習到達度調査(PISA)の2015年実施結果を発表した。過去最大の72カ国・地域の約54万人が参加し、日本の高校1年生は科学的応用力が4位から2位、数学的応用力が7位から5位に上昇した一方、読解力は4位から8位に大きく後退した。 読解力低下の理由について文部科学省は、スマートフォン普及に象徴される情報環境の激変で読書量が減ったことと、今回導入のコンピューターを使った調査に日本の生徒が不慣れだったことを挙げた。 OECDは過去の調査と比較できるように統計処理した点数(基準値500点)も公表。読解力は日本516点、OECD平均493点で、平均が前回から3点低下したのに対し、日本は22点の大幅減だった。 文科省は読解力低下の背景として、インターネットの会員制交流サイト(SNS)などで比較的短い文によるやりとりが生徒間で増える
大分県警は6日、大分県佐伯市宇目の畑で5日午後から行方不明になっていた徳永暦(こよみ)ちゃん(2)=同市城南町=を畑から約2キロ離れた山中で発見、保護したと発表した。暦ちゃんは顔などにかすり傷があるが、意識はしっかりしており、命に別条はないという。念のため佐伯市内の病院で診察を受けている。 県警などによると、父親の会社同僚の平山拓也さん(29)が6日午前9時50分ごろ、山の斜面でうずくまっている暦ちゃんを発見した。暦ちゃんはジーパンをはき、長袖シャツにカーディガンを羽織っていたという。 暦ちゃんは5日午前11時半ごろ、母親の理恵さん(29)と祖母佐藤玲子さん(58)と一緒に曽祖父母の家を訪れた。昼食後、曽祖母を含めた4人で隣の畑に出掛け、野菜の収穫作業などを行ったが、母親らが後片付けをしていて目を離した間にいなくなっていた。 県警は5日午後1時15分ごろに通報を受け、85人態勢で捜索
共同通信社が26、27両日実施した全国電話世論調査によると、米国のトランプ次期大統領が選挙戦で負担増に言及した在日米軍駐留経費(思いやり予算)について「日本の負担を増やす必要はない」との回答が86・1%に上った。「増やした方がよい」は9・2%にとどまった。内閣支持率は60・7%で、前回10月の53・9%から上昇した。支持率が60%を超えるのは2013年10月26、27両日調査以来。不支持率は30・4%だった。 年金支給額の抑制を強化する年金制度改革法案の賛否を問うと、反対(58・0%)が賛成(33・8%)を上回った。 ◆西日本新聞が紙面のまま読めるアプリ。ただいま3ヶ月無料キャンペーン実施中。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く