リアルなコミュニケーションが希薄化してきたと言われる一方で、インターネットを介したコミュニケーションによって情報が伝わる速度は格段に早くなった。特にSNSの台頭以降、これまで埋もれてしまっていた価値が新たに見出され評価されていくという光景を、Twitterのタイムラインを通じて幾度となく感じている人もいるはずだ。 このところ、そんなSNS(主にTwitter)での流通を主としているサービスが増えている。それらサービスを結び付けるのは「匿名」というキーワードだ。 承認欲求をくすぐる設計 まず、ここ最近のSNSを主戦場に据えたサービスの中でも、一躍脚光を浴びたのが「質問箱」だ。ユーザーが匿名の質問を集めることができるこのサービスは、Twitter連携によるシンプルなUIと刹那的で簡易的なコミュニケーションを求めるTwitterユーザーの層に見事にフィット。一時期はタイムライン上に質問箱のURL
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