普通、東京23区内において「駅前には何もなくて」という場合、ドトールはあるけどスタバはないとか、せいぜい全日食チェーンはあるけどセブンイレブンはないとか、そんな意味である。 駅前に、見渡すかぎりの荒野が広がっているという意味では決してない。 しかし、本当に駅前に何もない駅が、銀座からわずか3km程の東京の都心部にあるのだ。 その駅に行って、何もなさを確かめてきた。 (工藤 考浩) ゆりかもめ「市場前駅」 市場前駅は東京の湾岸地域を走る「ゆりかもめ」が2006年3月に豊洲まで延長した際に新しくできた駅である。 駅名が「市場前駅」なのに駅前に市場がない。 そして、市場どころか、ホントになんにもないのがこの駅の最大の特徴であり見どころである。 「市場前」の市場というのは2012年に東京築地市場の移転先として作られる予定の豊洲市場のことだ。 これは、まだ存在しない架空の施設を駅の名称にしていること
増嶋竜也がマレーシア戦のメンバーから外れた。 このことが彼本人、そして甲府に与える影響を考えると、それは衝撃だ。 甲府のサッカーが代表のそれに近いと移籍してきた増嶋。 出場機会をえて、完全二軍招集のなか代表復帰を果たす。 だが、3バックの右に位置どった増嶋はスモールフィールドの癖を理由に反町監督の求める外に開く動きを出せなかったという。 さらに、大きいボールを出すよりも細かいパスを繋いだ方がチームにリズムが出るという増嶋の考え方もチーム内では異質だったようだ。 オシム監督の「甲府は普通と逆のことをしている」という言葉が負の意味をなす。 甲府での出場を評価されて選ばれ、甲府のサッカーを表現して落選。 信念を持って甲府サッカーの誇りを示そうとした増嶋の男気と、それでも五輪代表に残りたいという強い気持ち。その葛藤の中で「代表の要求するサッカーに合わせないと」という結論に至ったが、そんな時間も与え
(ここまで守備陣の編成に苦労した)「1番の問題は、開幕前に考えていたCB2人(茂庭、エバウド)がいなかったことだね。でも、今野と藤山はすごく踏ん張ってくれている。最終ラインはよく守っている。守備を支えているのは前からの方向付けだけど、それができないと厳しくなる。千葉戦のように、全員でいい守備をしていい攻撃をしかける。それがベースになる」 (19試合で21得点も、前半の得点はわずか7得点)「得点が少ない。入りにくい。ゴール前への入り方、人の問題、ボールを入れる方の問題もあるけど、迫力がない。それにしても、ほとんどは後半の得点なんだよ。点を決められないから慎重になってしまうけど、前半から全開でいくようにしないと。逆に、失点の半分くらいは前半の早い段階でやられている。だから、チームも勢いが出にくくなる。前半をしっかり戦えれば、得点も多くなってくる。前半からしっかりやらないといけない」 (選手の特
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