2011年度から東日本と西日本に分かれ、1年間かけてホーム&アウエーでレベルアップを図る形式にリニューアルされた高円宮杯U−18サッカーリーグ2012プレミアリーグ。その2年目の戦いが4月15日からいよいよスタートする。初年度はチャンピオンシップでサンフレッチェ広島ユースが優勝。同大会に出場したチームの選手が数多くトップ昇格を果たすなど、タレント育成には確かに役立ったといえる。しかし一方では、高校勢の苦戦が顕著だったことから「このままでは高校チームがいなくなる」と不安視する声が高まったり、「協会7割・各チーム3割」という移動費負担に対して不満が出てくるなど、問題点もいくつか見えてきた。 昨年1年間、プレミアリーグを戦った指導者はこの大会の現状と今後をどうとらえているのか。やはりJユースと高校側では見えるものも違ってくるだろう。そこで今回は、2011年の西日本でサンフレッチェ広島ユースに次