嫌なことや残念なことがあった日には、いつもより余計に運動すると人生の満足感が高まり、精神衛生に良いことが、米国・ペンシルベニア州立大学の研究チームがHealth Psychology 2012年10月22日オンライン版に発表した研究で明らかになりました。 研究チームは人生の満足感がその人の健康に大きな影響を与えることが、さまざまな研究から確認されており、また運動することが人間の心理状態に影響を与えることを知られていることから、運動することが個人の日々の心理状態にどのように作用しているのか、特に生きていてよかった、生きているのが楽しい、などと感じられる「人生の充実感・満足感」との関係で、どのように影響しているのかを実験調査しました。 実験はこれまでの研究から、他の世代よりも精神状態が変化しやすく、したがって簡単に悪化しやすい青年(18~25歳)を対象にして行われました。実験内容は大学生の青年