イスラエルで、今後の中東情勢を大きく左右する可能性のある、 議会選挙が、22日行われました。 右派のネタニヤフ首相が率いる会派が、最も多くの議席を獲得し、 引き続き、政権を握る見通しとなりました。 ネタニヤフ首相は、勝利宣言し、 「イランが核兵器を獲得するのを阻止するのが、新政権の第一の課題だ」 と国民に訴えました。 今夜は、イスラエルの選挙結果が今後の中東情勢に与える影響を考えます。 以前と比べ、「イスラエル社会の右傾化」が進んだ印象を強く抱きました。 イスラエル社会は、出身地、思想、宗教心、収入などによって多様化が進み、 とても自己主張の強い国民性です。 「イスラエル人が2人いれば、政党が3つできる」というジョークもあるほど 多くの政党が乱立し、議会の定数120に対し、 実に32の政党や会派が参加する選挙となりした。 ●最も多くの議席を獲得したのは、 ネタニヤ