※ごく個人的感想ノートです。人によってはネタバレを含むかもしれないのでご注意ください。といってもたいした内容も無いですけど。 ※興味のある方は、本文を飛ばしてでも(僕以外の方の)コメントを読むことをお薦めします。こんなエントリにぶら下がっているのが本当にもったいないコメント群です。 自分ではどうにも上手く触れられそうになかったので今まで京極夏彦に触れることは無かったのですけれど、黒猫亭さんと京極堂シリーズの話をさせていただいた時に、自分が抱き続けていた『陰摩羅鬼の瑕』へのもやもやの原因がわりとはっきりしたのでちょっと書いておきます。というか、書こうと思ってたのに忘れてたのを思い出したのですけど(^^; まあそんなに複雑でも長い話でもなくて、多分僕はあの作品のテーマの一つでもある儒教について、あの圧倒的知識と言葉の奔流で語り倒して欲しかったんだと思います。いつもの「これでもか感」というか「そ