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ブックマーク / elmikamino.hatenablog.jp (2)

  • 片仮名の呪力、漢字の呪力、アルファベット漢字 - 記憶の彼方へ

    愛を成就せんがための「護符」と周囲に添えられた漢字片仮名交じりの文言。室町末期の『呪詛秘伝書』から(『組版原論』57頁) これは、府川充男氏が、片仮名の持つ呪力を解説する場面で例に挙げた室町末期の写『呪詛秘伝書』からの資料の一部である。府川氏は他にも具体例を挙げ、民俗学者の網野善彦の「片仮名呪力」説も援用しながら、片仮名が来「言葉の呪力」、「音声の呪力」、「口頭の言語」、「音声の言語」と深く結びついているのではないかと推理している(『組版原論』56頁)。 その面白さもさることながら、私は上の護符そのものに目が釘付けになってしまった。「我君と交わるを念ず」と読むとしたら読むのだろう。護符周囲に添えられた漢字片仮名交じりの文言もさることながら、その護符そのものの漢字の結合が強烈な禍々しさを生み出している。この資料は、片仮名の呪力なるものよりも、漢字の呪力のほうを私に強烈に印象づけた。 こう

    片仮名の呪力、漢字の呪力、アルファベット漢字 - 記憶の彼方へ
    feather_angel
    feather_angel 2008/03/31
    アートだ!
  • ハイフンの誤用 - 記憶の彼方へ

    校正中の原稿。来は「Jonas Mekas, 1922–」と左右スペースなして半角ダッシュを使うべきところに、左右にスペースを入れてハイフンを使っている。 欧文組版上は、人物の生年の範囲、引用した頁の範囲、時間の間、複数の人名や地名の間を表すには、左右にスペースなしで「−」(半角ダッシュ、en dash)を用いるのが基中の基であることを最近再認識した。洋書を手当たり次第に数冊チェックしてみたが、そのルールは厳格に守られていた。どのでもきちんと左右にスペースなしで「−」(半角ダッシュ、en dash)が使われていた。日語では倍角ダッシュを使うのが基ルールのようだが、日語のを手当たり次第に数冊チェックしてみた限りでは、実際には倍角ダッシュ、波ダッシュ、そしてハイフンとまちまちであった。今まで私はそういう場合に、上のように、迷いながらも結局は悪い意味でいい加減に「-」(ハイフン)

    ハイフンの誤用 - 記憶の彼方へ
    feather_angel
    feather_angel 2008/03/11
    ほほう
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