擬似乱数と言えば、かのカルドセプトサーガの悲劇が有名です。 ダイスの出目が必ず奇数と偶数の繰り返しになるという、地味ながらゲームバランスの根幹を破壊するバグが話題となりました。しかしその話題から得るべき教訓は、 その論調は一様に、サイコロすらまともに作れないなんて馬鹿すぎる、担当プログラマが低脳すぎて笑える、といったような物だった。やがてそのような書き込みの中に、Cコードを示して「サイコロなんかたったこれだけで作れるのに」と発言する者が何人か現れた。そしてこれが最も重要な点だが、そのようにして示されたコードは、なぜか全部カルドセプトサーガのプログラマが犯したのと同じミスを犯していた。 真の低脳は意外なところに潜む - うさだBlog 擬似乱数の特性について、正確に把握しているプログラマはあまりにも少ない、という事実だと思います。 とあるiOSの入門書では、arc4random()の呼び出し