昨日の「豚カツ」のブログを書きながら 遠い昔がよみがえってきました。 想い出せば、 小六のことでした。 当時は、私たちは、大阪の大空襲で すべてを失い母親の郷里の出雲に、 身を寄せていました。 ある日学校で、毎年行われる健康診断が あり、その結果結核が疑わしいと判定が ありました。 それから、母親と離れた町の大病院で 精密検査を受けることになりました。 検査を受けた結果、初期の症状が 出ているから、と言われて、 即入院することになりました。 あの時の心境は、母親と離れたくない 気持ちでいっぱいでした。 母も大変つらい思いをさせました。 なれるにつれて病院の入院生活は、 悲しいだけでなく楽しいことも たくさんできました。 食事の献立などは、私にとっては、 待ち遠しい出来事でした。 豚カツが献立についてくるからでした。 当時の豚カツはめったに 患者以外では高価で普通 の人では、なかなか口に 入