「属性論」は間違いか Society 「男性/女性は~だ」とか「団塊/ロスジェネ世代は~だ」(世代論)とかいった「属性論」で考えることは間違っているだろうか。間違っているだろうか、と言っている以上は、必ずしもそうではないのではないか、というのが今回の主旨である。いや、正しいか間違いかというよりは、「適切な仮説を元に」「正しい使い方をすることは可能」である、というのが正確だろうか。 例えば、「ロスジェネ世代は就職氷河期の影響を被って雇用面で損をしている」という指摘に対して、いや、(例えばmkusunok氏のように)自分の力で道を切り開いて成功している人はいる、あくまでも努力しているかどうかという本人の問題だ、と個人の違いに目を向け過ぎればタダの自己責任論になってしまう。 コミュニティサイトの企画をする際に、25-35歳の女性を最初のターゲットとして選ぶ、というのは1つのパターンだろうが、背景