インターネットでは、例えば個人情報を入力したり買い物をするとき、また有料サービスを利用するときなどに通信を暗号化することが常識となっている。もちろんそれは盗聴や不正ログイン、データの改ざんや偽造といったことを防ぐためだが、それを実現する暗号アルゴリズムにはさまざまなものが存在し、それぞれに特徴があることは意外と知られていない。 最近ではコンピュータの処理能力の大幅な向上などにより“暗号が破られる”ことも珍しくなくなったが、暗号の現状はどうなっているのだろうか? 「Internet Week 2008」で27日に行われたセッション「次世代暗号アルゴリズムへの移行~暗号の2010年問題にどう対応すべきか~」からは、驚くべき実態も見えてきた。 セッションは、セコムIS研究所の松本泰氏が司会を務め、「全体説明」から始まった。まずは、暗号の専門家でない参加者のために「暗号とは何か」という基本の話から
中国のインターネット利用者が書き込む掲示板の存在は、年々無視できない存在となってきている。今や日本のメディアでも、中国絡みの大きなニュースがあれば、中国の“インターネット世論”をニュースで紹介するぐらいだ。中国国内ではなおさらのこと無視できないものとなっている。 本企画では、中国人とインターネットの関係について2回にわたって紹介していく。前編ではまず、インターネット世論を形成する掲示板やニュースサイトの状況を取り上げる。 ● インターネットメディアの書き手も若者、受け手も若者 中国のインターネット利用者は、中国インターネットインフォメーションセンター(CNNIC)の最新統計(2008年6月末現在)によれば2億5300万人で、その多くが都市部に在住する若い世代となっている(詳細は関連記事を参照)。 CNNICによる統計をさかのぼって見ると、インターネット利用者が1億人を超えたのは、3年前とな
●2ちゃんねるとは? 2ちゃんねるは、さまざまなテーマ別掲示板が用意された巨大掲示板群で、匿名で自由に書き込みできるので「ウソをウソと見抜く」力も必要だ。その一方で、圧倒的な量の書き込みには、思いもよらない素晴らしい書き込みも存在する。まずは、2ちゃんねるの周辺を見ていこう。 ■ 2ちゃんねる http://www.2ch.net/ 「ニュース」から「雑談」「ゲーム」まで、40近いカテゴリを誇る巨大な掲示板を提供する。掲示板の各トピックは「スレッド(スレ)」と呼び、それぞれに多くの書き込み(レス)が寄せられている。 ■ 2ちゃんねる 携帯用入り口 http://i.2ch.net/ ブラウザ搭載携帯電話からも2ちゃんねるの閲覧は可能。熱中しすぎると、従量制の料金プランであれば、毎月の料金請求書に驚くことになるかもしれない。携帯電話で利用するなら定額制プランをおすすめしたい。 ■ be ht
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