化石を基にした「カイルク」の想像図(2012年2月28日提供)。(c)AFP/Chris Gaskin/Geology Museum/University of Otago 【3月2日 AFP】2700万~2400万年前にニュージーランドに生息し、身長が130センチもある史上最大級のペンギンの化石についての論文が2月28日、科学誌「Journal of Vertebrate Paleontology(古脊椎動物学ジャーナル)」で発表された。 この時代、ニュージーランドは大半が海中に沈んでおり、海面からは岩がまばらに露出して、捕食動物から守られ餌も豊富にある環境を作り出していたと考えられる。 マオリ語で「獲物を持って帰ったダイバー」を意味する「カイルク(Kairuku)」と名付けられたペンギンの最初の化石は、1977年、南島(South Island)ワイマテ(Waimate)の断崖で、同国
![「エレガントな」巨大ペンギンの姿を復元、ニュージーランド](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6289b65028e8db78578e7cb0bd20e6735a50421b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F4%2F1000x%2Fimg_941c8840657603cf9f97e1e25ee382b4221094.jpg)