すごくワクワクする小説を読みました。 塩田武士さん著の小説『デルタの羊』です。 デルタの羊 作者:塩田 武士 発売日: 2020/10/07 メディア: Kindle版 ぼくがこのブログで読書感想記事を書く際、あまり著者さんのデータとかは記載せず、あくまで「ぼくがどう感じたか」を中心に書くことを意識してるんですね。 でも、この塩田武士さんに限っては、元新聞記者さんの視点から、昭和の未解決事件である「グリコ・森永事件」を題材にした小説『罪の声』に興味を持って、読んでみたらとてつもなく面白くて、そこからファンになった作家さんだったので「あの社会派な塩田さんがアニメ業界の小説!?」と手に取ったのです。 rito.gameha.com そして、作中に溢れる「アニメへの愛」にどっぷりと浸ってしまいました。 あ、書き忘れましたが『デルタの羊』はアニメ業界が舞台の小説です。 以下、あらすじ紹介程度のネタ