創立135年を誇る東京港区立青山小学校。伊藤忠やホンダ、CSKなど名だたる企業の本社に囲まれる超一等地とは思えぬ静けさに、子どもたちの歓声が響きます。運動場は上質の人工芝で覆われ、飛び跳ねたり寝転んだり、尻をついて本を読んだりしています。いいね、ここ。 曽根節子校長「1、2年生はPCの使い方を習いますが、3年生になるとタブレットPCを使って授業をします。つまり、PCを習うのではなくて、PC「で」理科や社会を学ぶのです。」なるほど、正しい。以前住んでいたボストンの小学校ではスペイン語で理科を教えていました。ぼくらも英語を習うんじゃなくて英語で何かを習っていたら、いまごろもっとラクだったかも。 なんて思いながら、6年生の授業を参観しました。各学年1クラス20名の少人数編成。それを2つの教室に分けての授業です。生徒それぞれがタブレットPCを抱えて教室に入ってきました。先生が電子黒板を使って課題を