新年最初のエントリです。 x0000000000さんが「http://d.hatena.ne.jp/x0000000000/20060122/p4」というエントリを立てている。この見解にはまったく同感であるが、このように言い返されてしまうのも、今のご時世ではある。というわけで、まったく同じ事を、別の言い方で述べてみる。 ある人の生存を無条件に認めないならば、誰の生存も無条件に認められたものではありえない。Aがなければ生きられない人α氏がいる。Aを行うかどうかが「財政的に可能かどうか」という条件が付される場合、α氏の生は条件を付されたのである。生きていてよいかどうか、誰かが勝手に決めてもよい存在とされたのである。 このことが意味することは、次のどちらかである。(1)このような社会に住む誰がα氏のように扱われても構わないことを認めている。あるいは、(2)このような社会が標榜する「正義」は、普遍